Vision AI

Vision AI:カメラをセンサーとして使う

Vision AIはDBR77 IIoTのカメラ層です。設備の信号を扱うMasterHub、オペレーター向けのStatus Deckやタブレットと並んで使います。カメラがステーションを映し、見たものをイベントに変えます。たとえば締結部品の欠品、順序を誤った作業、ロボットに近づきすぎた人です。

人、フォークリフト、パレットを枠で示し、接近アラートを表示したVision AIのライブ検出人、フォークリフト、パレットを枠で示し、接近アラートを表示したVision AIのライブ検出
デモでのライブ検出:人、フォークリフト、パレットと接近アラート(録画映像)。

機能

現場のカメラが担う4つの役割

各チェックの仕組みを示す説明用の例です。

アニメーション:10個の締結部品が付いたフランジを基準と比較。1個が欠品、2個がロックされていない

締結部品を基準と照合

カメラが各部品を承認済みの基準と比較し、締結部品の欠品やロック忘れを、部品が次工程に進む前に知らせます。

アニメーション:フランジの締付け順序。締結部品3より先に4を締めると警告が出る

組立手順を正しい順序で

カメラが作業手順書を1ステップずつ追い、順序を誤った作業があれば、作業者がまだ工具を手にしているうちにタブレットで警告します。

アニメーション:3つの組立ステーションを上から見た図。作業中・手待ちの状態と完成部品数

個人を特定しない時間研究

カメラがステーションごとに作業中と手待ちの手の数、完成した部品の数を数えます。顔認識は使いません。

アニメーション:ロボットセルを上から見た図。警告ゾーン、アラームゾーン、人までの距離

ロボットに人が近づきすぎたときの警告

ロボットセルの周囲に設定した警告ゾーンとアラームゾーンで本人に警告し、ヒヤリハットを記録します。Vision AIが設備を停止することはありません。その判断は人が行います。また、Vision AIは認証を受けた安全システムではありません。

導入の流れ

Vision AIの構成

  1. 01

    ステーションを1つ選ぶ

    締結部品、作業順序、待ち時間など、目には見えるのに設備データからは取りにくいチェックを選びます。

  2. 02

    ハードウェアとライセンス

    費用は、エッジユニット、AIチップ、カメラ、ユニットごとのソフトウェア月額ライセンスの4つで構成されます。

  3. 03

    DBR77 Vector上で動作

    Vision AIは、DBR77独自の産業用AIであるDBR77 Vector上で動作します。DBR77 Vectorはお客様のサーバーに導入できます。

Vision AIが向いている場面、向いていない場面

Vision AIが役立つのは、重要な事象が目には見えるものの、設備データでは捉えにくい場合です。専用センサーのほうが直接かつ確実に測れるなら、センサーを使ってください。ミクロン単位の寸法測定には専用の計測機器を使ってください。Vision AIは認証を受けた安全システムではありません。最初のカメラを設置する前に従業員に知らせ、職場でのカメラ設置に関する地域の規則を確認してください。

1つのステーションで試す

オンラインデモでライブ検出を確認するか、自社ラインでのパイロットについてご相談ください。